きれいな空気、さんさんと降り注ぐ太陽、清流の流れ、黒潮の恵みをうけた
豊富な食材の数々。そんな北九州市の農産物の食材をご紹介しています。
※気候により収穫時期は前後することがあります。
小葉しゅんぎくは別名「菊名(きくな)」と呼ばれています。北九州市内産の小葉しゅんぎくは茎まで柔らかく、しゅんぎく全部を楽しめるのが特徴です。
北九州市では「大葉しゅんぎく」と「小葉しゅんぎく」の香りや歯触りの違いを活かして、料理によって使い分けたりします。
しゅんぎくはキク科の植物で春に可憐な花を咲かせます。
菊の葉のようにギザギザの小さな切り込みがあって、独特の良い香りが食欲を促します。
すき焼きや和え物に手軽に使えるお野菜です。カロチンやビタミンB群が多く栄養的に優れているので
風邪予防だけでなく肌荒れなどに効果も有りそう。
しゅんぎくと焼きシイタケのゴマ和え
生椎茸…4枚
しゅんぎく…2束
人参…50g
《和え衣》
白ゴマ…大さじ3
砂糖…大さじ1
しょう油…大さじ1と1/2
だし…大さじ1
生椎茸は軸を落とし、くぼんだ所に酒を少々振りかけて、オーブントースターで焼き、7mm位のせんに切っておきます。
人参はせん切りにして、さっと茹でておきます。
しゅんぎくは茹でて冷水に取り、しょう油少々振りかけてから水気を絞って3cm位に切っておきます。
すり鉢でゴマを良くすり、調味料を加えて和え衣を作り、椎茸としゅんぎくを和えます。
■お料理レシピ提供
山際生活デザイン研究所 主宰 山際千津枝さん
北九州生まれ。
料理研究家・栄養士として幅広い活躍を行っています。
仕事は商品関連会社顧問、メニュー開発、執筆、講演、公的機関の委員、テレビ・ラジオのコメンテーナーとタ岐にわたっており、生活感あふれる話題とユーモアやウィットに富んだ話し方には定評があります。