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【取材報告】小倉焼うどん研究所 所長の竹中さんにお話を伺いました

更新日:2017.02.15

発言者:チームジモイチ

北九州でお馴染みの「焼うどん」は、小倉が発祥。
終戦直後、鳥町食堂街にある「だるま堂」の店主が焼そば用のそば玉がなかったので、干しうどんを使って出したところ、大好評だったのが始まりとされています。

小倉発祥の「焼うどん」を切り口に街おこしへ取り組んでいる、小倉焼うどん研究所所長の竹中さんに「焼うどん」にかける熱い思いを伺いました。

小倉発祥焼うどん

きっかけは、竹中さんがホテルマンだった時、遠方から来た方に「北九州らしい食べ物」のことをよく聞かれていたことからだそうです。
当時、小倉牛や合馬たけのこ等のブランド食材はありましたが、高価だったり、旬の時期が限られたりと、気軽に紹介できるものがありませんでした。
そんな時、「焼うどん発祥の地の名は小倉だった」ことに気付き、「焼うどんのイベントをしよう!」と考えました。
2001年、当時竹中さんが所属していたまちづくり団体の“北九州青年みらい塾”で「小倉焼うどん研究所」を立ち上げて、イベントや広報をすることにしました。
2002年10月、既に全国的に有名になっていた「富士宮やきそば」と小倉城で対決した「天下分け麺の戦い」を開催し、メディアからも注目されるイベントとして大成功!
その後、B-1グランプリを始め、市内外のイベントに出店し、「小倉発祥焼うどん」を広めています。

小倉の焼うどんは、基本的にうどん・豚バラ・キャベツ・あじ・さば節等を使いますが、具材や作り方に「これ」という形はありません。
家庭でもお店でもそれぞれの味があります。特に、お店ではウスターソースではなく、中濃ソースにオイスターソースを加えるなどソースの調合を工夫したり、背あぶらを入れてコクを出す、駄菓子のイカ天を入れて味を変化させるなど、さまざまな作り方があります。
最近では、「クリームソースの焼うどん」「カレー焼うどん」「焼かない焼うどん」など、これまでにない新たな焼うどんを提供するお店もあるとのことです。

和羅部店主近谷さんとWILLの学生さん

取材では、小倉の和羅部(わらべ)にお邪魔させて頂きました。
昭和59年創業の32年を超えるお店で、近谷さんご夫婦で切り盛りしています。
一銭洋食が有名なお店ですが、昔ながらの焼うどんも楽しむことができます。
「和羅部(わらべ)」
住所:北九州市小倉北区京町2-6-16 電話:093-541-3401
営業:11時30分~22時30分(不定休)

焼うどん いただきます!

小倉を中心に市内で食べられる店舗を、「小倉焼うどん研究所」のホームページで紹介(現在、45店舗掲載)しています。いろいろな小倉発祥焼うどんをお楽しみください。

小倉焼うどん研究所のホームページはこちら

取材日 平成29年2月3日

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