更新日:2013.08.01
発言者:チームジモイチ
彦六塚は、八幡西区の遠賀川と笹尾川に挟まれた水田地帯を一望する場所に立っています。
ここでは、唐熊地域農地・水・環境を守る会が農地水環境保全向上対策に取り組んでいます。
さて、彦六塚の碑文を読みますと・・・この付近は、昔は3年に一度ぐらいしかお米の収穫ができない所だったそうです。
それを、天保年間、庄屋の伊藤彦六が私財を投じて、数年がかりで堤防を築きました。
伊藤彦六が亡くなった嘉永元年(1848年)に、地元の方々が、その遺徳をしのんで彦六塚を建立して、感謝の思いを今に伝えています。
唐熊地域農地・水・環境を守る会をはじめとして、地元の方々は、先人が苦労して継承してきた農地の維持管理と活用、そして次世代への継承に努めています。