更新日:2013.07.16
発言者:チームジモイチ
ヒマワリの花は太陽の方を向いていると言われている。しかし、若松のヒマワリを見るとそんなことはなさそうである。
みんなそろって東を向いている。
ヒマワリたちの後姿を見ていると、幼稚園児がいっせいに先生を向いて、お話を聴いているようでいじらしい。あるいはイースター島のモアイ像がいっせいに海を見ている姿を連想して、神々しい。
ところが、その中にぽつんと違う方向を向いている花がある。
彼、あるいは彼女は信念があって皆と違う方向を向いているのだろうか。これは、なかなか勇気のいることある。
ほめてやりたい。
それとも、考えごとをしていて、気が付いたら自分だけが取り残されたのだろうか。しっかりしろと肩をたたいてやりたい。
さて、若松の畑のヒマワリは、農用地等を利用した景観形成のために植えていますが、もうひとつの目的は、ヒマワを畑にすきこんで土壌改良をすることです。
若松は九州でも有数のキャベツの産地です。8月になると苗の植え付けが始まります。
また、今咲いているヒマワリの種が硬くなると、たとえ土にすきこんでも、後で芽を出してきて、キャベツ畑でヒマワリが雑草化してきます。
そのために、ヒマワリの花が開いたら、これの種が硬くなる前に畑にすき込んでいます。
ヒマワリは、人々の目を楽しませた後は、土作りの役に立ってたっています。
ほめてやってください。