地元いちばん

ホーム > 北九州の地産地消 > 6次産品 水産加工品 > ひびき海藻クラブ

ひびき海藻クラブ

響灘の豊富で良質な海の幸を加工

「ひぢきの灘」が長い年月を経て転じ、「ひびきの灘」となったという説もある「響灘」。万葉集の歌に詠まれたり、平城京に献上されたとされる資料が残るなど、古代から良質の海産物が採れることで知られています。

「ひびき海藻クラブ」は、その響灘沿岸でひじきを採り、わかめを育て、加工販売しています。代表・川岡武利さんと同志の網内義則さんがひじきを担当、脇田漁港で唯一わかめを養殖する漁師の脇坂茂幸さんが、わかめを担当しています。

沖で漁をする男性がほとんどの中、川岡さんは、海産物加工販売を通じて地元を活性化し、若い人たちにもっと参加してもらうため、加工販売のみならず、食のイベント等でPRするなどして奮闘しています。今後は、ひじきを使ったパンやお菓子など、女性のアイデアを得たさらなる商品開発を予定しています。


茎が太くしっかりした磯の味わい

天然ひじき

岩屋海岸に自生している豊富な天然ひじきを海のすぐ目の前にある加工場の釜で茹で、天日に干して仕上げました。採取から加工まで、すべてを人の手で丁寧に行っています。
季節風の影響を強く受けるため、海が荒れることも多い響灘。「このあたりは潮の流れが早いから、茎が太くないと流されてしまう」と「ひびき海藻クラブ」代表の川岡さん。そのため、茎の太い、しっかりしたひじきが育つのです。
本商品のもう一つの特徴が、ひじきを炊く時に海岸に自生する椿の葉と一緒に炊いていること。一見違いはわかりませんが、椿油により、水で戻して調理する際に、ツヤが出てきれいなひじきになるそうです。
JA北九直売所「かっぱの里」や、「スーパー大栄」の一部で販売しています。


美しい海で育ったやわらかわかめ

塩蔵わかめ

透明度が高く、きれいな海で育てられた養殖わかめです。やわらかく、みずみずしい口当たりが特徴。加工には、紫外線殺菌した清浄な海水を使用しています。響灘の海沿いにある直売所「汐入の里」などで販売しています。

ひびき海藻クラブ

所在地
福岡県北九州市若松区有毛 2891-2
TEL
090-7460-0958
担当
代表 川岡武利

商品販売場所

〈ひじき〉JA北九直売所 大地の恵み西中店、かっぱの里若松店、スーパー大栄の一部
〈わかめ〉汐入の里

水産加工品一覧ページへ戻る