きれいな空気、さんさんと降り注ぐ太陽、清流の流れ、黒潮の恵みをうけた
豊富な食材の数々。そんな北九州市の農産物の食材をご紹介しています。
※気候により収穫時期は前後することがあります。
元々は夏場に不足する葉物野菜としてハクサイを早採りして出荷し始めたのが「はくさい菜」の始まりです。昔から「なっぱ」の愛称で親しまれています。うまく栽培するには栽培経験がいる野菜です。
元々は夏だけだったはくさい菜は、クセのない味わいが人気で今では年中出荷されています。
どこにも売っているお野菜だと思っていましたが、北九州以外ではあまり見かけません。
これは白菜をまだ若いうちに収穫したものです。そのまま育てれば球結して30倍くらいの重さに成長するのにもったいない作り方です。北九州の人の味覚が繊細な証しです。
アクが無く柔らかで一度食べたらクセになる美味しさです。
はくさい菜と油揚げの煮物
はくさい菜…1〜2束
油揚げ…1枚
サラダ油…大さじ1
出し汁…1/2カップ
みりん…大さじ3
しょう油…大さじ3
はくさい菜はよく洗い、ザク切りにして水気をきっておく。
油揚げは熱湯をかけて油抜きをし、1cmのザク切りにする。
鍋に油を熱し、はくさい菜をひとつかみずつ強火で炒め、油揚げを加えてひと混ぜし、出し汁と調味料を加えて味がしみるまで手早く煮る。
■お料理レシピ提供
山際生活デザイン研究所 主宰 山際千津枝さん
北九州生まれ。
料理研究家・栄養士として幅広い活躍を行っています。
仕事は商品関連会社顧問、メニュー開発、執筆、講演、公的機関の委員、テレビ・ラジオのコメンテーナーとタ岐にわたっており、生活感あふれる話題とユーモアやウィットに富んだ話し方には定評があります。